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- 朝から何時間ゲームしてるの!
- 宿題もやらずにゲームばっかり!
- あと少し、あと少しで全然終わらない!
これは保護者とお話をしていると非常によく聞きます。
子どもも実は勉強しなければいけないことはわかっています。忠言耳に逆らうではありませんが、わかっていることを言われるとつい反抗したくなります。
私もゲーム好きなので子どもの気持ちはわかります。わかるけど、やるべきことはやってよ!!とよく怒っています・・・
おとなでもそうですが楽な方へ流されたくなりますよね。今こどもはやりたいことを我慢してやらなければならないことをする練習をしているのです。
では、どう対応していけばよいかを見ていきましょう。
急に習慣を変えることはできないのである程度時間がかかるものと思ってくださいね。
解決策
①やっているゲームのことを理解しよう
今の子がやっているゲームは親世代とは全く違うものです。長時間ゲームをしてしまう子はひとりでやるゲームをほぼしていないでしょう。
友達と話しながら(ボイスチャット)チームを組んでやるものが多いと思います。なのでいきなりやめるというのは難しいものです。
また、対人ゲームも多いので勝っているとき、調子のいいとき、ランクがもうすぐあがりそうなときは「もう少し」という気持ちがでてきます。
そんなゲームをしているときに〇時間と決めてしまうのは悪手です。
子どもは「わかってもらえない」「どうせ言ってもわからない」と思ってしまい余計に意固地になってしまいます。
どんなゲームをやっているか詳しく確認したい方はこちらもあわせて読んでみてください。
なのでまず話をする場を整えましょう。
②子どもの主張をきこう
子どもにも友人関係があります。ゲームをする約束を友達をしてくることも多いので一定の理解をしましょう。
- どんな種類のゲームをしているのか
- 誰とやっているのか
- どんな約束をしているのか
などを聞きましょう。友達を約束をしているのであればほかの子と調整が必要になりますからね。
また、ゲームには忙しかったり力を入れたい時期があったりします。ですのである時期だけはやりたいと主張するのであればそこは理解する必要があります。
その後で親の主張をしましょう。
わかってくれたという感覚があれば受け入れてくれる可能性が高いです。子どもは勉強しなければいけないことはわかっているのですから。
③妥協点を探そう
ポイントは子どもから約束させることです。
一方的に親からの指示では納得していないため守らない可能性が高くなります。
やることをきっちりやったらある程度は好きにすることを認めてあげるとよいでしょう。
- 〇時からやるなら何時間やりたいか。では宿題や勉強はどうするのか。
- 〇時までに寝る準備をしなければならない。ではどうすればゲームの時間を確保できるか。
- 休みの日、どのくらいやりたいのか
ゲームをすることを譲るから親の言うこともきいてね、ともっていきましょう。
子どもがゲームをしたい時間と保護者が納得のいく時間に大きく差がある場合も双方納得のいく時間を探ってください。一方的に決めるのはNGです。
また、この時に約束を破ったらどうするかを最初に決めておきましょう。
あまり厳しすぎないほうが良いですね。次の日は禁止くらいでよいと思います。
徐々に自分で生活のペースを守れるようにしていきましょう。
その後に約束を破ったら
①まずは声かけ
やっているゲームはすぐに終われるものではありません。
事前の話し合いで1試合何分くらいで終わるか、1回キリがつくのにどれくらいかかるかを聞いておきましょう。
もうすぐ終わる時間だから次で最後にしなさいよ~
できれば試合が始まる前に「これでラストね!」と言えるとよいでしょう。
また「ラストの試合のときは教えてね」など、本人がこれで終わりとわかって試合に臨んだようがよいです。友達にも宣言できますしね。
②破った時のことを先にきめておく
いきなり禁止、と言われたら自分が悪いとわかっていても素直に受け入れられません。ですから約束をしたときにできなかったときのことを決めておきましょう。
その際、あまり厳しいものは逆効果です。
「自分が約束破ったのだから仕方ないよね」と思えるくらいにしておきましょう。習慣をいきなり変えることは難しいのですから。
まとめ
子どもの環境、ゲーム事情は日々進化しています。
最初にルールを決めてもやっているゲームの種類や友人関係の変化によりルールをアップデートする必要があります。
子どものゲームを認めろとはいいませんが、状況をある程度理解、把握する必要があります。
何時間もゲームをし続け、生活リズムが崩れる前に親子で話し合ってうまく付き合っていけるといいですね!