【中学1・2年生向け】夏休みにやるべき勉強【現役塾講師が解説】

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【中学1・2年生向け】夏休みにやるべき勉強【現役塾講師が解説】

1年で一番長い休みの「夏休み」。遊ぶもよし、部活に勤しむもよし、しっかり1学期の復習するもよし。

時間が多くあるのでずっと勉強しよう、とは思いません。やるべきことをしっかりおさえて有意義な夏休みを過ごしてください。

でも、何をすればいいの?と思う人も多いでしょう。

ここでは中1,中2のお子さん向けにここをやっておこうということを解説していきます。

楽しい夏休みを過ごすための参考にしてください。

なお、読書感想文の書き方はこちらで解説しているので気になる方は覗いてみてください。

そーだ
そーだ

20年以上教育現場で教えています!

英語

中1英語

英語において中1が一番大切だといっても過言ではありません。その理由は以下の通りになります。

  • 小学校の勉強と大きく異なる
  • be動詞と一般動詞が一番最初に出てくる
  • 疑問詞を使った疑問文がでてくる

小学校では英語は聞いて、答えられればよいとされており、書くことをメインに学習していません。

ところが中学校に入ってからの英語は小学校でやった単語はやったものとされ、かついきなり「書く」ことが求められます。

しかも一番最初に出てくる単元がbe動詞と一般動詞がいっきにでてきます。

be動詞と一般動詞の違い疑問文否定文の使い分けは学年が上がっても混乱する子も多いです。

その上、疑問詞を使った疑問文も最初の単元で出てくるので中1の1学期で英語がわからなくなるとこの先苦労します。

そーだ
そーだ

なんでこんなに大事なことを詰め込むんだ・・・

ですから、夏休みには英語の復習は必須になります。

具体的にやることは以下になります。

  • 単語を覚える
  • 各単元の理解を深める
  • 理解した後、1学期全般のランダムな問題演習をする

小学校のものも含め、単語は確実に書けるようにしましょう。

そして、その後単元別に理解することはもちろん、ランダムな問題(できれば英作文)を演習すると理解が深まります。

この単元はこの文法を使うとわかっていれば何となくで解けてしまいます。しかし、ランダムな問題になると何を基準にどの文法を使えばいいかわからなくなるものです。

覚えることを覚え、徹底的に問題演習をしましょう。

中2英語

中2の夏休みは英語の基礎を固める最後の機会だと思ってください。

英語がそこそこできる子でも、不定詞の単元で混乱する子も多いのが現状です。

この夏休みで基本的なことをしっかりとおさえましょう。具体的には以下のことを意識してください。

  • 単語力をつける
  • 主語述語を常に意識する
  • 時制を常に考える

その上で、まずは単元別の問題で知識を深め、その後にランダムな問題(できれば英作文)を解くとよいでしょう。

この文法を使う、ということがわかっていれば解ける子もどの文法を使うのかの判別から行うとなると迷うものです。

そこまでができるようになった後、余裕があれば長文読解の問題にまで取り組めれば完璧です。

数学

中1数学

1学期の数学はどの学年も計算の単元になります。

ですから、計算を身体で覚えてください

身体で覚えるとは、考えなくても計算方法がわかるということです。

足し算をするときになぜこの計算方法をするのかを考えないですよね?その中学生版を行うという認識です。

中1の計算単元は方程式までなので方程式まで予習後ひたすら計算演習しましょう。

詳しい数学の勉強方法はこちらを参考にしてください。

そして忘れてはいけないのは解きなおしをきっちりするということです。

間違えた問題を理解せず、答えを赤で写しただけの子も多く見られます。

特に中1の場合はまだ中学校の勉強になれていないので必ず保護者の方がチェックするようにしてください。

中2数学

中2の1学期も例にたがわず計算が多く出てきます。

中1と同様、計算力をつけることが最低限の目標になります。

中1、中2の計算を広く数をこなし早く正確に解けるようになりましょう。

の際、もちろんですが解きなおしをきっちり行うようにしましょう。

その上で中2数学は予習をしておくことが大切です。

中2の1学期終わりから2学期にかけて、1次関数を学ぶかと思います。

1次関数は多くの子が苦手とする単元です。

入試でも3年生で習う2次関数と絡めて必ず出題されるといっても過言ではありません。

ですから、予習をしておくことによって余裕をもって備えることができるのです。

チェックポイント

・計算を早く確実にできるようにする
・1次関数の予習をする

理科&社会

暗記することが多いといわれる理科と社会。もちろん、たくさんやれるのであればやっただけ力になります。

しかし、どうしても時間がとれない場合は英語と数学を優先しましょう。

なぜならばこの単元ができなかったら2学期以降に影響する、ということが少ないからです。

そーだ
そーだ

だからといって手を抜いていいわけではない!

理科社会の夏休みにやるべきことは中1、中2同じです。

基本的には今まで習ったことを徹底的に復習すればOKです。

使う教材はあれこれ手を出すのではなく、学校から夏休みの課題とされるテキストで十分です。

そのかわり、2、3周行うようにしましょう。

よく赤で答えを書いて終わっている子がいますが、それではただの作業です。

自力で解く→間違えたところを覚えなおす→再度問題を解く

これを忘れずに問題に取り組んでください。

国語

国語は何を勉強したらよいかわからない子も多いと思います。

夏休みは時間があるので読解力をつける絶好の機会となります。

国語も中1、中2でやるべきことは同じです。

時間がある休みの時に教科書には載っていない初見の問題をたくさん解きましょう。

その際の解きなおしは徹底的に行ってください。

間違えた問題になぜその答えになるのか、本文のどこに根拠となる箇所があるのかを必ず見直すようにしてください。

そーだ
そーだ

やりっぱなしでは力はつかないよ

保護者の協力が得られるならば新聞を使った方法もあります。この方法はできるならば力がつくのでやってみてください。

まとめ

夏休みは時間があると思ってもあっという間に過ぎてしまいます。

最低限、やるべきことを把握して2学期以降に備えたいですね。

どの教科にも言えることですが、解きなおしは必ずしっかりと行ってください。

解きなおしについてはこちらで解説しているので気になる方は覗いてみてください。

塾で夏期講習がある子はもちろん、塾にまだ通っていない子でも学校の宿題や市販の教材でも十分対応可能です。

勉強するときは勉強し、遊ぶときは遊ぶとメリハリをつけて楽しい夏休みにしましょう。

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