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コロナ禍以降オンライン家庭教師、塾が注目を浴びています。
実際に対面の塾に比べて効果はあるの?と心配になる保護者の方は多いと思います。
結論は、場合によってはありです。
なんじゃそりゃ!!と思うかもしれませんがどんな塾でも同じことが言えます。
なので、メリット、デメリット、選ぶ時の注意点を解説していきます。
15年以上塾講師を務め、1500人以上の子どもたちを見てきました!
オンライン家庭教師のメリットデメリットは?
メリット
- 対面より費用が安い
- 講師が豊富で質が高い
- 地域差なくハイレベルな講師に教えてもらえる
- 時間効率が良い
- 安全
費用面では対面の家庭教師よりもかなり安くなっています。中学生でだいたい15000円前後のところが多いようです。
これは個別塾の費用とだいたい同じくらいといえるでしょう。個別塾のだと1対2か1対3が多いので1対1だと安価だといえます。
また、対面の家庭教師だと休憩のおやつ、交通費などもかかる場合があるのでその点も割安だと思います。
講師の質と量もオンライン家庭教師の方に軍配があがります。
地方にいて、東京の有名大学の学生に教えてもらえるのはいい!
講師もたくさん登録していることから、合わなければ他の人で、ということも容易にできます。
また、送迎の時間が不要だったり、初対面の人を家にあげるということもないので安全面、時間面でもオンラインの方が優れているといえるでしょう。
デメリット
- パソコン・タブレットが必要
- セッティングしなければならない
- きちんと理解しているか、表情から読み取りにくい
- タイムラグがあるのでストレスになる人もいる
- 演習時間の確保が子ども任せ
授業をするのに必須なのはパソコンもしくはタブレット、インターネット環境です。これに加え、カメラ、マイクも必要でしょう。パソコンに内蔵されていたり、会社によっては貸出してくれるところもあるので確認してください。
スマホでも可能ですが、画面が小さく見づらいのでオススメしません。
パソコンがあったとして、通話のためのセッティングも必要です。zoomを使用している会社も多いですが、独自のアプリが必要な場合もあります。
いずれにせよ、会社が教えてくれるとありますが、機械が苦手な人はここまででひと苦労すると思います。
うちの塾でもコロナ休校中にオンライン授業をしたときはセッティングに苦労しました
また、授業に関してもオンラインだとどうしてもタイムラグがあったり、表情、雰囲気が読みにくいため自分から疑問点をわかるまで質問できなければ効果は半減してしまうでしょう。
解き方を見たいので手元を写したら表情が読み取れない、かといって表情だけですべてを解説するのはかなり難しいです。
さらに、成績をあげるためには問題演習が不可欠であり、宿題をだされてもやるやらないは子ども次第になってしまうため、勉強に前向きな子でないとこれも効果は半減してしまう。
どんな流れで授業を始めるの?
ネット環境を整えよう
- パソコン(タブレット可)を準備し、インターネットに接続する
- 必要があればWebカメラ、マイクを用意する
- カメラが映るか、声が通じるか確認する
タブレットだとほぼ確実にカメラがついていてマイクも内蔵されているが、文章をタイピングしづらいという点ではパソコンの方がよいでしょう。
部屋の様子がカメラに映るのでどこで受講するかも決めておいたほうがよいです。
もしわからなければ、無料体験を申し込むときに質問すれば答えてくれるはずなので、電話をしてみましょう。
無料体験を申し込もう
オンライン家庭教師はどの会社もまず無料体験が受講できるので、気になる会社があればどんどん無料体験を申し込みましょう。
もし決めきれなくても、対面よりも入塾を断りやすくていいですね。
ただし、注意点があります。
無料体験で気に入った講師がそのまま教えてくれるか確認しましょう。
会社によっては無料体験専用の講師がいるところもあります。能力がある講師を体験で受講してもらって、実際に教える講師と実力に差があるということはよく聞く話です。
なので実際に受講する講師を体験できるところを選ぶようにしましょう。
お子さんに合った講師を見つけよう!
申し込みへ
体験授業は数社受けることをオススメします。
お断りするときも、「他でも体験しますので。」と言えばOKなので比較的断りやすいでしょう。
ここなら頑張れる、とお子さんがなったら申し込みです。
オンライン家庭教師を決めるときの確認ポイント
費用
一コマ○○円や週1回(月4回)○○円という料金は明示してあるところばかりでしょう。
注目すべきところはそれ以外の料金です。
- 入塾金は?
- 諸費用は?
- システム利用料は?
- 教材費は?
入塾金は多くのところがあると思いますが、諸費用、システム利用料はないところの方が多いです。月謝だけでなく、その他の金額も入れた総合で判断しましょう。
教材に関しては後述しますが、1冊2000円前後であれば適正といえます。〇十万円というのは明らかに不要なので気をつけましょう。
講師の学力
当然ですが、講師はある程度の学力がなければなりません。
学力だですべてが決まるわけではありませんが、ないよりはあった方がいいです。いいに決まっています。
ですから、ある程度の大学名の講師を選ぶとよいでしょう。もしくは教育学部の講師は教え方を大学で学んでいますし、教師を目指しているので学力以上の良さを持っている場合もあります。
ある程度の志望校、ハイレベルな指導を求めている子は学力で選ぶのもありでしょう。
東大、有名大学の講師がそろっているオンライン家庭教師はこちら↓
講師が合わない時の対応
どれだけ優秀な講師でも合う合わないがありあます。合わないと思った時、すぐに別の講師に変更できるというのがオンライン家庭教師の強みです。
ですので変更のしやすさを申し込み前に確認しておきましょう。
別の講師が見つかるまで時間がかかります、だと意味がないよね。
以下の会社は講師が動画を投稿しており、自分で必要な講師を選んで個別に申し込むという形態をとっています。ココナラみたいな感じですね。
カリキュラムのチェック方法
ほとんどすべての会社はカリキュラムや宿題管理表など、進度をチェックする対応をしています。
進度を管理するとこはとても大切ですが、これが学生講師が「今日は何をやりました・・・」では意味がありません。
必ずプロがチェックして、相談に乗ってくれるところを選びましょう。
授業以外のサポートがしっかりしているところはこちら↓
塾用教材があるか
成績を伸ばすために演習量というのは外せません。
ですので、質問対応だけをしてほしい!など明確な理由がある以外では教材や演習プリントがあるところの方が望ましいでしょう。
塾で使っている教材は市販では購入できません。市販のものは説明が入っているものが多く、演習を増やす目的としは不向きなものが多いです。
高額な教材は問題外ですが、2000円前後の教材ならばあった方がよいでしょう。教材やプリントを購入、使用できる会社はこちら↓
自習室があるか
自分の部屋で自分ひとりでやろう、と思っても誘惑が多く、勉強がうまく進まない場合もあります。
そんなときは図書館へ行くときがありますよね。それと同じようにオンライン自習室を開放している会社もあります。
自習室INして、画面に自分の手元を映しながら勉強するというものですが、誰かに見られていると思うとついついスマホを触ってしまう・・・ということは避けれらるかもしれません。
うちの塾にもたくさんの子が自習に来ます
最重要、というわけではありませんが、参考の一つに加えるのもいいかもしれません。オンライン自習室がある会社はこちら↓
まとめ
お子さんのために、最適な勉強環境を整えてあげたいというのはどんな親御さんでも思っていると思います。
そのための選択としてオンラインというのはアリだと思います。
勉強に前向きで塾に通いたいけど、時間的、環境的に難しい子にとっては最適ともいえる選択肢だと思います。
だからこそ、お子さんにピッタリの環境が見つけるためにも色々と検討してみてはいかがでしょうか。